北インド古典ドゥルパド声楽のマスター

Pt. リトウィック・サンニャル 9月来日 

合宿型ヴォーカル・ワークショップ

Dhrupad Camp 2016

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ワークショップ


ワークショップ概要

(おおよその段階ですので、変更があるかもしれません)


すべてのマンドラ・サーダナ及びワークショップには、以下のスタッフがサポートいたします。

 指導補佐:Shree、すずきなお

 通訳:田中陽子



マンドラ・サーダナ(毎朝 4:30 ~ 5:30 )

 マンドラ・サーダナは、ドゥルパド声楽独自の声の行です。音楽の練習は、リアーズとヒンディー語では言いますが、サーダナと言いますと、練習ではなくスピリチュアルな修練になります。

 会陰部から頭頂部へと、脊椎の中を通るスシュムナー・ナディーという生命力の流れがありますが、そこにアプローチする行のため、日の出前には終えていなくてはなりません。

 この行は、ヴォイスを深める/低音の開発をする/声域を広げる/精神性を養う、などの目的があります。



*9月18日 午後のワークショップ1及び2

 まず、ミーティングから始めます。一人ずつ自己紹介、ドゥルパド・キャンプに参加された動機、すでに歌い手でいらっしゃる方は今までどのようなスタイルで歌って来られたかなども、先生にご紹介くださればと思います。

 そのあと、基本中の基本の発声、ヴォイス・カルチャーを学びます。



*19日以降 午前のワークショップ1 (8:00 〜 9:30)

 ヴォイス・カルチャー、発声練習、及び音感をつける数々の練習。



*19日以降 午前のワークショップ2 (9:30 〜 11:00)

 ラーガを一つ取り上げて、その特徴を教えていただきながら、ドゥルパド的な表現方法やテクニックを学びます。



*19日以降 午後のワークショップ1 (14:00 〜 15:30)

 ドゥルパドを本格的に1ラーガ歌うということは、二つのパートから成り立ちます。

 アーラープとドゥルパドです。(この場合は狭義のドゥルパド、この二つを足して広義のドゥルパドです。)

 狭義のドゥルパドの方は、パカーワジという両面太鼓との掛け合いのパートで、ここには具体的に意味のある歌詞(そのほとんどがスピリチュアルな内容)を伴うテーマソング(バンディシュ)が登場します。これは、いろいろなターラ(リズムサイクル)にのっとって作られていて、歌い手はこのバンディシュを元に即興してはまたバンディシュに戻ります。

 このワークショップでは、Youtubeでもよくあるような、有名なバンディシュを、毎日ひとつずつ、違うラーガとターラで学びます。バンディシュにはラーガのエッセンスが含まれていますし、ターラの手拍子も覚えれば、ドゥルパド鑑賞もぐっと面白くなります。



*19日以降 午後のワークショップ2 (16:00 〜 17:30)

 アーラープは、弦楽器タンプーラの通奏音のみをバックに、ヴォーカリストが一人でラーガの宇宙を即興で表していく過程で、大変瞑想的なパートです。サンニャル先生の属するダーガル流派は、このアーラープがかなりの比重を占めています。声の気功とも言えるような歌い回しの数々を使って、元はマントラ由来の音節を使いながら、即興でラーガの世界を構築していくのです。その手法を学びます。






ヨーロッパでのワークショップ風景





***各ワークショップスタッフ紹介***

指導補佐

                  ☆Shree       

1992年よりPt. Ritwik Sanyalよりドゥルパド声楽を師事。その他、タブラ/パカーワジ/ヨーガ/瞑想などで長年インド中心の生活を送る。2013年より日本にシフト、コンサートやワークショップなどで活躍中の57歳。

http://norishree.com/Shree/shree.html


                ☆すずきなお       

06'年Pt. Ritwik Sanyalの歌に感銘を受け’08年より師事。'16年ドゥルパド界最大級の音楽祭「ドゥルパド・メーラー」(インド・ベナレス)の出演を果たす。現在もインドと日本を往復し音楽修行を積んでいる。

http://n-dhrupad.blogspot.jp/


通訳      

☆田中ようこ      

青山学院大学国際政治経済学部卒。癒しの音楽に没頭する中、ドゥルパドの魅力に惹かれ、Pt. Ritwik Sanyalに師事するため'16年渡印。


 

 
*9/24(土) 北インドの声楽いろいろについてのレクチャー講座 @高槻市ODC →http://norishree.com/SanyalODClecture2016/ODClecture.html
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