〜Nori Venugopal : 旅と笛の人生〜
〜Nori Venugopal : 旅と笛の人生〜
高校2年生の夏休み、バイトで貯めたお金で、はじめての海外一人旅をする。それはアメリカ占領時の沖縄、1ドル360円の時代だった。
この経験で『僕はひとりで旅ができる』と確信、 高校を卒業してすぐ船でナホトカに渡り、シベリア鉄道でヨーロッパへ。
以後、ヨーロッパなどの旅先で時々働いては、旅の人生が続く。
初めてのインドは、1972年。
初めて笛に出会ったのは、70年代の南米の旅。
ボリビアではケーナやサンポーニャなどを手にする。
ドイツに暮らした80年代前半、 はじめて日本の古典文化の素晴らしさを発見 。
この頃、日本で掘り集めた竹での尺八製作が、のりの 笛作りの原点となる。
また、小浜の仏国寺の摂心に参加するなど、禅文化にも目覚める。
レインボー・ギャザリングなどでワークショップをしたり、舞踏ダンサーとコラボレーションなど、ドイツの内外でパーフォーミング・アートを行う。
1980年代中頃から、インド滞在が生活の中心となる。
擦弦楽器サーランギーには特に魅かれ、何台もの古いボディを修理再生。
以前から製作していた尺八やケーナとともに、90年代より、バーンスリーの制作も、試行錯誤で取り組み始める。
2007年、生活の中心を北インドのヴァーラーナシーから南インドの
ティルヴァンナーマライに移す。
2013年3月より日本にシフト。ただいまグラウンディング中。
〜 Nori Venugopal 〜
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